top of page
春季祭礼
越中八尾曳山祭
毎年5月3日(祝)
5月3日。風薫る越中八尾。
江戸時代に富山藩の御納戸として栄華を極めた八尾町人文化の
象徴であった曳山神事は今もなお伝承されています。
三味線、笛、太鼓の奏でる古式ゆかしい典雅な曳山囃子につれて
凛々しい若者たちが揃いの法被姿で曳く六基の曳山。
夜ともなれば数千の灯がともる提灯山車となって
夜景に浮き上がるように坂の町を曳き廻されます。
その光景はあたかも不夜城のごとく
豪華の一語につき見る者を魅了します。
春季祭礼曳山祭のスケジュール
5月1日、聞名寺(もんみょうじ)の参道に勢揃いした曳山は、午前9時30分から動き出して各町内を巡り午後6時近くになってようやく十三石橋(じゅうさんごくばし)の袂に到着します。それから提灯山の曳き出しまでの約一時間、各町総出で彫り物をはずし提灯を取り付けて提灯山に装いを改めます。そして八尾の産土神(うぶすながみ)を祭る八幡社に順次詣で、それぞれ自分たちの町へと帰っていきます。